2−1「人間の値打ちは職業ではなく人間性である」
  職業によって人を差別してはならない
人は生まれながらにそれぞれ異なった能力や器(うつわ)を
持って生まれて来ています。
ある人は、総理大臣の器
ある人は、政治家の器
ある人は、医者の器
ある人は、学校の先生の器
ある人は、大工さんの器
ある人は、料理人の器
ある人は、セールスマンの器
ある人は、魚屋さんの器
ある人は、清掃人の器
人間はその人の職業で
その人の値打ちを評価しがちであるが
神は職業でその人を評価しません。
その人の人間性により評価をします。
人間は輪廻転生を繰り返しています。
総理大臣の人生
政治家の人生
医者の人生
学校の先生の人生
大工さんの人生
料理人の人生
人間は何度か生まれ変って
いろいろ変った人生を体験しています。
人間の社会は
いろいろな職業があるから
社会全体がうまく成り立っているのです。
いろんな職業の人が集まってそれぞれの
役目を果たしていて、人間社会を
形成しているのです。
どんな職業でも社会に果たす役目は
同じなのです。
忘れてはならない大切な事はその職業を
通してその道のプロフェッショナルとなり
その道に貢献したか
社会の役に立ったか
人と人の和を大切にしたか
自分の品性と人格を磨いたか
心を美しく磨いたか
清く正しく生きたか
不正な事をしなかったか
人に迷惑をかけなかったか
自立して生きたか
社会や人に奉仕したか
職業人として
社会人として
モラルと道徳を守ったか
人間性を大いに磨いて向上させたか
夫婦仲良く暖かい家庭を築いたか
子供を社会に間に合う人間に育てたか
これらの事を成し遂げたかどうかで
人間の値打ちが決まるのです。

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