39-1「指導者たる者の要件」
国、県、市町村、会社の指導者は広く国民、県民、市町村民、社員の
お役に立ち、広く人間社会に貢献しなければなりません。
自分の地位権力を利用して、私腹を肥やす、特定の者だけに利益を与える。
自分だけの欲望を満たす、この様な乏しい心を持った指導者のもとでは
下の者は平等で幸せな暮らしは出来ません。
大変不幸な事なのです。
地位、権力を持つ人間には、それを利用しようと、
人が群がります。寄って来ます。
指導者は、自分自身の欲望は捨て、
全ての者が平等で幸せな暮らしが出来る様に
一生懸命、働かなければなりません。
地位、権力の形のみが偉くて、それを持つ人間が人格が
高く尊敬されなければ何にもなりません。
真の偉い人は
真の人格者は
その地位、権力を失った後も
人に感謝され
人に忘れられずに
後世に(偉業)が残る人です。
後世に(語り継がれる)人なのです。

39-2「事業や仕事の役を引き継ぐ時の心がまえ」
明日は無いと思え。
今日一日が真剣勝負と思い一生懸命、教わり、引き継ぐのだ。
人間は生身、明日の命はわからない。
中途で終われば自分自身がはずかしい思いをせねばならないし、
死んだ相手も悔いが残る。



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