41-1「あなたの家庭について」
あなたの家庭は次のどの家庭ですか?
@、
暖かい家庭ですか?(皆んなが和気あいあいで暖かい雰囲気の家庭)
A、
冷たい家庭ですか?(冷え切っている家庭)
B、
家族同志が切り合っている家庭ですか?
(皆が攻撃しあっている家庭)
C、
無味乾燥の家庭ですか?
D、
暖かくもなく冷たくもない家庭ですか?
E、
世間一般ごく普通の家庭ですか?

41-2「家庭の平和」
家庭の平和は、自分が幸せな人生を歩んで行ける基本です。
家族同士でケンカせず、仲良くして、お互いがおもいやりの心、感謝の心、やさしい心、和合する心を忘れずに、家族と上手に接してゆきましょう。自分に授かった、夫妻、親子、兄弟姉妹のご縁をとても大切にいたしましょう。
妻(夫)を愛し、子を愛し、親を愛する。
家族を愛して家族に尽くせば
おのずと家庭の平和は訪れる。

41-3「家庭の平和」
家庭の平和は夫婦の(丸い和)が基本である。
子育ての基本は両親の(丸い和)である。

41-4「夫婦は家庭の2台の扇風機」
夫婦はお互い相手に暖かい空気を送っているか
相手に冷たい空気を送っているかあるいは、夫婦とも止まっているか
夫婦の内どちらかが、暖かい空気を送れば
相手も暖かく回り出します。
夫婦共、暖かい空気を送り合いして
共に回っていれば家中の家族皆が暖かくなってきます。

41-5「接し方が大切です」「接し方により相手が輝きます」
奥さんが輝くには(御主人の接し方)が大切です。
御主人が輝くには(奥さんの接し方)が大切です。
子供が輝くには(親の接し方)が大切です。
従業員が輝くには(経営者の接し方)が大切です。

41-6「夫婦円満は明るい家庭を築く第一歩です。」
(御主人にお尋ね致します)
あなたは奥さんに感謝をしていますか。
感謝の心で毎日生活をしていますか。
掃除、洗濯、料理、等の(家事)、(育児)、(御主人の世話)、
(仕事)と奥さんは一人三役も四役もこなしています。
奥さんは良き相談相手として、又、病気、ケガの時も、
先で老いたり死ぬ時も大変世話になる大事な大事な
良きパートナー、協力者なのです。
奥さんに感謝の心で接して夫婦仲良くすることが、
明るく、暖かい家庭を築く第一歩なのです。

(奥さんにお尋ね致します)
あなたは、御主人に感謝をしていますか
感謝の心で毎日生活をしていますか
御主人は一家の柱として一家の責任者として
外で粉骨砕身の努力をしています。
御主人を軽んじていませんか
御主人は良き相談相手として
病気、ケガの時も、先で老いたり死ぬ時も
大変世話になる大事な大事なパートナー、協力者なのです。
御主人に感謝の心で接して夫婦仲良くすることが
明るく暖かい家庭を築く第一歩なのです。

41-7「結婚について」
結婚するという事は社会へ誓いをする事である。
独身時代から離れ、愛する者と一緒に手を携え、
力を合わせていろんな事を二人で作り上げて行く喜びがそこにある。
そして喜びも悲しみも苦しみも、二人で分かち合って
幾多の苦難を乗り越えて行く。
社会への責任を果たして行く事が結婚である。
人間は皆、それぞれ欠点を持って生まれている。
欠点を持っている者同士が一緒になるのだから
添いとげる事は大変な努力が必要である。
相手の欠点を認め長所も認める。
相手に感謝をする心相手を尊敬する心を忘れず
決して他の人に自分達夫婦にない物を求めてはならない。
結婚式の(あの感動)を決して忘れない。
結婚式の(あの喜び)を決して忘れない。
結婚式の(あの誓い)を決して忘れない。
子供が生まれた時の(あの感動)を決して忘れない。
子供が生まれた時(あの責任感)を決して忘れない。

41-8「結婚とは」
(結婚とは)人生で最高で最良のパートナーを得る事です。
パートナーは、一生を共に暮らして行く良き協力者なのです。
(結婚とは)夫婦で力を合わせ人生の目標や希望、夢を
一つ一つ作り上げ実現して行くことです。
(結婚とは)少々の困難があっても夫婦の絆を
しっかりと持って困難に立ち向かい
一つ一つ人生の山を乗り越えて行くことです。
(結婚とは)一生を添いとげる事です。
一生を添いとげるには次の心づかいが必要です。
相手に感謝する心。相手を尊敬する心。
相手を認める心。相手に合わす心。相手を許す心。
この心使いを一生忘れず努力して行くならば、
きっとすばらしい御夫婦になれます。
そして、奉仕の心を忘れず社会のひとすみを照らす御夫婦になることです。

41-9「夫婦について」
山は遠く離れて見ると本当に美しい。
その美しい山も、登ってみると遠くから見た美しさは消え、
山肌は石や岩がゴロゴロ、とても荒れていてとても険しい。
又、風雪に耐え、厳しい自然に負けずに咲いている草花は可憐で美しく
人の心を打つものがあり、人の心をなごませてくれる。
一生懸命に汗をかき、困難に耐えて登りきった頂上からの眺めは
又、格別の美しさがある。すばらしいものだ。
人間も又、同じである。
少し距離をおいた二人のつきあいはとても楽しく、
相手が美しく良く見えるものだ。
しかし、一緒に生活してみると価値観や生活習慣も違い
色々と相手の悪い部分が見えて来る。
二人が末永く、仲良くやって行こうと思えば、
お互い相手の悪い部分を見ずに
良い部分をしっかりと見てお互いに尊重し合うことだ。
相手を自分の人生の最良のパートナーと思って
仲良くして、二人がしっかり力を合わせ一生懸命に汗をかいて
耐えて、忍んで努力して人生の山坂を次々と登れば、
おのずと道は開ける。
頂上が見えて来る。長くてきつい人生の山坂を登りつめた
充実感は又、格別なものだ。

41-10「夫婦の生命線」
お互い、縁があり、この人となら、
一生をうまくやって行けると思って、
決心をしたのだから、神仏の前で誓ったのだから
大勢の人に披露したのだから、
是非、一生を添いとげよう。
価値観や、思いや、考え方は違っていても、お互いうまく合わしてゆこう。
世の中は広いから、妻や夫以外にどんなにすばらしい人が現れようとも
目を向けないでゆこう。気を許さないでゆこう。
夫や妻の欠点を見ずに長所を見よう。
お互い心から感謝をしよう。相手を一生愛し続けよう。
相手を一生大事にしよう。
子育てと、明るい家庭は夫婦円満が何よりも大切です。
夫婦はお互い協力しあって、助けあって、支えあって行くものです。
人生で最も大切な自分の良きパートナーなのです。
夫婦が力を合わせて励ましあって、次々とやってくる困難を乗り越えよう。
克服しよう。一生懸命に努力をすれば
一生懸命に耐えれば、辛抱すれば、必ず先で道は開けます。
明るい将来は必ずやって来ます。怒らず、責めず、侮らず、相手に
感謝の心を忘れずに広くて大きな暖かい心を持って共に歩んで行こう。
私は相手に愛されている、私は相手に大事にされている、
私は相手に良く思われている、私は相手に感謝されている。
この事が(夫婦の生命線) なのです。

41-11「どこの夫婦も長い間には、いろいろあります」
夫婦は喜びも、悲しみも、苦労も、心配事も、不安も
全てを共に共有し合う。人生で大切なパートナーなのです。
二人の力を一つに合わせる。お互い助け合い
協力しあって二人で一緒に困難を次々と乗り越えて行こう。
どこの夫婦でも長い間にはいろいろあります。
怒って別れていては、お互いの不幸です。
又、離婚は可愛い子供の成長に悪影響を及ぼします。
一時の辛抱、我慢は美徳なり。必ず先には良い日も来ます。
相手の悪い所(欠点)を見ず。相手の良い所(長所)を見よう。
自分の小さな狭い心を、毎日反省しよう。
自分の心を広くて大きな暖かい心に悔い改めよう。
そうすれば、おのずと相手を許し、相手を認め、相手に感謝する
心が芽生えて来ます。

41-12「対人関係はまず家庭から」
自己中心の考えで家族を振り回さない。
相手を愛する。相手を理解する。
相手を認める。相手を尊敬する。
相手に感謝する。
相手を責めず、叱(しか)らず、怒らず、
相手に温かい心とやさしい言葉で接する。
うまく行っていない事を相手の責任とせず、まず自分自身が変わる。
そうすれば相手も変わる。
縁があって一緒になった妻(夫)
好きで一緒になった妻(夫)
自分で選んで一緒になった妻(夫)
自分達の責任で作った子供
自分達が欲しくて作った子供
生み育ててくれた恩のある親
家庭内の人間関係がうまく行っていないと
外部へ自分の顔つきと態度となってあらわれ、それを他人に察知され、
仕事も決してうまく行かないものだ。

41-13「明るい家庭と暗い家庭」
〜明るい幸せな家庭〜
家族の意見を聞いてよく話し合っている。
家族の意見に耳を傾ける。
家族を思いやっている。
常に家庭の和を保とうと努力をしている。
家族に合わそうと努力をしている。
常に感謝の心を持っている。
不倫をしない。
お互い家族を愛して尊敬している。
親は子に降るほどの愛情をそそいでいる。
〜暗い不幸な家庭〜
家族の意見を聞かない。話し合いが少ない。
家族の意見に耳を傾けない。
家族に対して思いやりがない。
家庭の和を保とうと努力をしない。
自分本位で家族に合わそうと努力をしない。
自分の考えで家族を振り回わしている。
感謝の心を持っていない。
当たり前だと思い、常に不平不満を持っている。
不倫をしている。
欲望むき出しのまま生きている。
家族を愛し尊敬する心を持たない。
親は子に、お金だけ与えたら責任をはたしていると考え愛情が少ない。

41-14「離婚をしようと考えている人にお尋ね致します」
あなたは相手に感謝をしていますか。
  〃  相手を尊敬していますか。
  〃  相手に合わそうと一生懸命に努力をしていますか。
  〃  相手を認めようと努力していますか。
  〃  相手を許そうと努力していますか。
  〃  相手に無いものを他の人に求めようとしていませんか。
  〃  相手の悪い面ばかりを見ていませんか。
  〃  相手に、不満や愚痴をこぼしてばかりいませんか。
  〃  相手の良い面を見逃していませんか。
  〃  悪い方へどんどん流れて行くままにしていませんか。
  〃  関係を修復しようと一生懸命努力していますか。
  〃  自分中心の心で相手に接していませんか。
  〃  相手の立場になって考えたことはありますか。
  〃  子供の事を一生懸命考えていますか。
子供の健全な成長には両親の愛情が必要です。
離婚は子供にとって大変マイナスです。
長い一生の間には、苦しむこと、悩むことはどこの
夫婦にもいっぱいあります。
もう一度思いとどまってやり直してみませんか。
今現在の相手を認めることが出来る
(広くて大きな暖かい心の持ち主)になって下さい。
人間には全ての人が欠点を持っています。お互いの力を
合わせ努力をして欠点を補い合うのが夫婦と思います。
(あなたが変われば相手も変わります。)
(あなたの接し方、心づかいが変われば、相手も変わります。)
もう一度努力をしてみませんか。
今日まで、夫婦で力を合わせ努力して一つ一つ作り上げて来たものが
別れるとゼロになります。マイナスが残ります。別れると、お互いに
憎しみだけが残ります。さあ今からでも遅くはありません。
相手のすばらしい長所を見つけましょう。
もう一度始めからやり直してみましょう。

41-15「あなたは家族に満足を与えていますか」
お金や物を家族に充分与えている、あるいは必要な分だけ与えている。
家族に対しては義務を果たしている。
これだけでは家族に満足を与えているとは言えません。
心の問題がもっと大切です。
家族にやさしく接していますか。
相手の立場に立って話しをしていますか
相手の立場を理解し接していますか
家族に感謝をしていますか
家族に真心で接していますか
心の満足を家族に与えていますか
お金や物よりも、心の満足を家族に与えることの方が、
もっと大切なことなのです。

41-16「不倫について」
不倫は、お金も気も時間もとても忙しい。
愛人が出来れば自分の伴侶に愛情が薄くなる。
自分の伴侶の良さが見えなくなり、欠点が見えてくる。
片方が良くなれば、もう片方の方が悪くなってくる。
人間はそう器用には生きられない。
神様は上から何もかも見ておられる。
人間の目はごまかせても神様の目はごまかせられない。
自分の魂を汚してはならぬ。縁があって一緒になったのだから、
子供の為にも今の伴侶と明るく、仲良く、楽しく一生を添いとげよう。

41-17「(新婚の喜び)と(熟年の喜び)の違い」
(新婚の喜び)
新しい人生のスタートである。
二人で手を携え、目の前の高い山々(困難)を
踏破しようとファイト(情熱)を燃やしている感じ。
高い山々を下から見上げている感じ。希望もあり、期待もあり。
ちょっぴり不安もある。

(熟年の喜び)
長い長い山坂を登破し、頂上に立って眼下に広がる山々(困難)を
見下ろし踏破して来た喜びと満足にひたっている感じ。
高い山の頂上から眼下に広がる下界を見下ろしている感じ。
真の喜び。充実感を味わう。寿命に対する不安あり。

41-18「円満な家庭を作るには、円満な職場を作るには」
(家庭においては)
妻(夫)、子供、親、兄弟姉妹に対して愛情を持つ事です。
感謝の心を持つ事です。

(職場においては)
上司、先輩、同僚、部下に対して愛情を持つ事です。
感謝の心を持つ事です。
(愛情を持つとは)、愛情を持った言葉づかい
愛情を持った態度で相手に接するということです。

(感謝の心を持つとは)
感謝の心、感謝の気持ちを忘れないで相手に接するという事です。

41-19「家族とは味わい深いものだ」
家族とは苦しむ時は、共に苦しみ
耐える時は共に耐える。逆境のときは、共に励まし合い、共に助け合う。
喜ぶときは、共に全身で喜ぶ。家族とは実に味わい深いものだ。
家族皆が、心を広く大きく暖かくして、思いやりと感謝の心を忘れずに、
家族の和を丸くすれば、家族皆が幸せになれる。

41-20「女性の社会参加、男性の家庭参加」
(昔は)夫は外で働き、妻は家に居て家事と育児と、
分担が分かれていました。
(現代は)夫婦とも外で働き、家事育児を夫婦で共有する家庭がふえて来ました。
これからは男女が全てに平等に参加して、助け合い、
協力し合ってゆく時代です。
さあ、女性はどんどん社会参加しましょう。
さあ、男性はどんどん家庭参加しましょう。

41-21「結婚後の夫婦の愛情について」
夫婦の愛情は結婚後、(右肩上がり)になれる様、
お互いが努力しなければいけません。
(右肩下がり)では、努力が足りません。
(右肩下がり)は、子供にも悪い影響を及ぼします。
心のかよわない夫婦の生活はつまらない。
他の人に愛情を求めてはいけません。
お互い相手が悪い、自分は良いのだと思わない事。
相手を認め、相手を尊重し、相手に感謝をする。
自分が謙虚になって、日々反省を繰り返す。
自分が変われば相手も変わる。
夫婦や家族の和を大切にして、暖かい家庭を築こう。

41-22「わが子の結婚について一言」
結婚は、わが子が好きな人にめぐりあえ、この先二人が一緒に、
手をたずさえて、新しい人生航路に旅立つことだと思います。この先
さみしい事、悲しい事、そして苦労な事、困難な事が
いっぱいあろうかと思います。
どうか二人で一生懸命に助け合い協力し合って、
耐えて、忍んで、これらを立派に乗り越えていただきたいと思います。
乗り越える事により道が開けて、
願いがかなえられるのです。
又、喜びや幸せをつかむ事が出来るのです。
親としては、ちょっぴりさみしい気持ちもいたしますが
わが子の小さい頃から今日迄のなつかしい、
良き思い出をしっかり胸にいだいて第二の老いの人生を
力強く歩んで行きたいと思います。
今日は本当におめでとう。
どうか二人できっと幸せになって下さい。
健康と幸せを心より祈っております。
  
    娘・息子へ
    父・母より



BACK