43-1「徳を積むとは」
世の為人の為に大いに役に立つことです。
奉仕の心を持つ事です。
他人の喜びと他人の幸せの為に自分の汗を流すことです、
自分のお金を使う事です。自分の時間を費やす事です。
自分が正しい良い行いをする事です。
自分の心を美しく磨く事です。
仕事ならば、一生懸命、愛情込めて、対価以上の満足と喜びを
相手に与え相手より感謝をされることです。

43-2「会社、団体、市、県、国にも格や徳があります」
人間に人格、人徳があるように会社、団体、市、県、国にも
格や徳があるのです。
人間→人格、人徳
会社→社格、社徳
団体→団格、団徳
市→市格、市徳
県→県格、県徳
国→国格、国徳
会社も、団体も、市も、県も、国も、全てが人間の集まりなのです。
これらは全て、大勢の人間が支えているから成り立っているのです。
指導者とその指導者を支える者は人格を高め徳が
積める良い行いをしなければなりません。
先を見て良い方向に導く、正しい方向に導く、判断を誤らない。
正しい考え方をする、正しい教えをする。社会のモラルを守る。
自由、平等、平和を守る。私利私欲を捨てる。これらを守り、実行をする。
指導する人間と支える人間が人格を高め徳を積まなければ組織全体が
良い方向へ向かわないし、又、繁栄もしません。
ましてや、役得とばかり、地位、権力を利用して
私利私欲を肥やす。特定の者にだけ利益を与える。
これら人格が無く徳の無い指導者は失格者なのです。
放置すれば組織全体が衰退します。皆が不幸になるのです。

43-3「徳について」
皆で、協力し合って、皆で助け合って、皆が仲良く暮らそう。
精一杯努力して生きよう。相手を負かして勝ったとしても
徳を積んだ事にはなりません。
勝てば、負けた相手から恨みを買うのです。
お互い協調し合って仲良くやってゆくのが
相手から良く思われて、感謝をされて、徳を積む事になるのです。

43-4「徳を捨てる、徳を拾う」
いつもの散歩道を歩いていると、あちらこちらに、
紙くず、タバコの吸ガラ、空カン、ペットボトルが多く
落ちています。大勢の人々が利用する公道を汚し、
ゴミを捨てる人は、自分の徳を捨てることであり、
自分の徳を失っています。
ゴミを拾って、きれいな道にしようとする人は、
徳を拾っていることであり、徳を得ています。
社会に迷惑をかけるおこないを続ける人は、
先で道が閉ざされ、運命も悪くなり、不幸になります。
社会に役立ち、奉仕のおこないを続ける人は、
先で道が開いて、運命も良くなり、幸せになります。













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