55-1 「神の道」「人の道」「人間の尊(とうと)い生き方」
  「神の道」とは、
人間の目では見ることが出来ない天の道、
すなわち、天上界におみえになります神様の
尊(とうと)い教えの事です。
「人の道」とは、
人間の目で見える物体の世界、
すなわち、この地上界に生きる人間の教えの事です。
「人間の尊(とうと)い生き方」とは、
神仏あるを信じて、
神仏を敬(うやま)い
神仏の教えを守り、
神仏の意にそった生き方・暮し方をする事です。

「神仏の意にそった生き方・暮し方とは」
 自分を正しくコントロールして、正しい道、誠の道をまっすぐ歩む事。
 自己中心の考えを改め、家族の為、社会の為につくす事。
 常に、奉仕の心を忘れず、世の為、人の為につくす事。
 人間の一生は、自分の心(魂)の修行と悟り、苦労や困難を
 次々と乗り越え、克服して、自分自身を磨き、高める事。
 良い行いをして、自分に徳を積む事。
 毎日、毎日、反省をくり返して、
 自分の心(魂)を美しく磨く事。
 広くて、大きな、暖かい心の持ち主になる事。
 毎日を、仲よく、明るく、楽しく、力強く生きる事。
 不平不満を言わず、常に感謝の心で相手に接して暮らす事。
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 世の中は、なかなか自分の思うようには、ゆかないものです、
 うまくゆかないのが常と思えば、気が楽になります。
 ストレスもたまりません。自分の思い方が大切です。
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 不安、心配、困難、苦労、悲しみ・・・これらは、全ての人に、
 平等に、時、場所、形を違えて、やって来ます。

 自然界にも春夏秋冬、雨や風、天変地変が
 あるように
 万物、全てが常に動いて変化をしているのです。
 「諸行無常(しょぎょうむじょう)です。」
 今日と同じ日は二度とやって来ません。
 今日の一日を、とても大切にしましょう。
 「信仰心を持って」
 「神仏を敬(うやま)い」
 「神仏のお力をいただいて」
 「神仏におすがりして」
 力強く生きましょう。
55-2 「人間の目では、見れないもの、見ることが出来ないものを、大切に思い
     感謝しましょう。」
  (目では見れないもの)
 1.神仏のお姿
 1.神仏のお力
 1.神仏のご加護
 1.空気その他、天地自然の恩恵
 1.先祖の恩
 1.父母の恩(幼少時代の記憶のない部分)

人は、生きるためには、いろいろな物を必要としますが、
この物欲に、こだわり、執着して、
追い求めすぎると、自分の心(魂)を汚します。
人は上記の大恩に支えられてこの世に活(い)かされているのです。
この目では見れないものを心から大切に思い
感謝をしましょう。


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