7-1 「生命は有限・魂は無限」
生命は有限であり終りがある。
魂は無限であり終りがない。
人間の肉体は有限であり終りがある。
人間の肉体に宿った魂は無限であり終りがない。
死ねば、魂は肉体より離れて霊界で生き続ける。

7-2 「人間は死ぬ時は裸です。」
  人間はね、死ぬ時は裸なんですよ、しかも
ひとりぽっちなんですねぇ。
生まれてくる時も裸、死ぬ時も裸あの世へは
何も持って行けやしない。
あまり自分だけの欲はしてはいけませんよ、
生きている間に人様の喜ぶことや良いことを
いっぱいして下さいよ。死んだら終りとばかり
生きている間にしたい放題人に迷惑かけ放題。
こんな人は愚かですねぇ、人間は自然の力と
人の力で生かされているんですよ。
死後の世界は必ずあるのですよ、善か悪か、
この世での生きざまが
あの世では問われるのですよ、
心して生きて下さいよ。いつも天から見られていますよ。
神は地にあり、天にあり。

7-3 人間の「生」と「死」の状態とは?
地球上に生きる、人間を含めた動植物から
細菌に至るまで、全ての生命体は「生」と「死」を
繰り返しています。
これを輪廻転生と申します。人間の生は人間の
肉体(身体)に霊界より降りて来た、
人間の魂が入り込んだ(宿った)状態を言います。
人間の死は肉体が滅んだ為、魂がその肉体より
外へ抜けでる(離れる)状態を言います。
死ねば自分の魂は元の霊界へ帰るのです。
先で又新しい人間として生まれ変わるのです。
死ぬ年齢、時期、死に方は誰も自分で選べません。
生も又、生まれ落ちる場所・環境を選べません。
人間の生と死は、神のみぞ知るのです。
死は恐れなくてもよろしい。死ぬ時期が来れば
怖いと思う心(恐れる心)も、
又、いやされ消滅するのです。

7-4 「人間の誕生(生)人間の死」
(人間の誕生「生」とは)
男女の性交為により出来た肉体(身体)に
肉体の外部より魂が入り込む(宿る)
ことが人間の誕生(生)です。
その人の一生の始まりです。
(人間の死とは)
肉体(身体)が滅び、肉体の内部より魂が
抜け出て魂が霊界へ戻ることが死です。
その人の一生の終りです。
森羅万象、世の中のすべての生命体には
生(始まり)と死(終り)があります。
星も地球も太陽も全て生きものです。
生があれば、死があります。
(死後の世界とは)
魂が生き続ける霊界です。地上界で人間として
生きた生き様(ざま)により霊界へ上がれる位置が決まります。
人間の肉体(身体)に宿った(入り込んだ)魂が
一生(人間生活)を修行の場としてとらえ
一生懸命生きたか、一生懸命努力したか、
人間社会に貢献したか人格を形成したか、
良い行いをしたか、美しい心になれたか悟れたか。
この地上界での人間としての生き様(ざま)が
問われるのです。
修行を積んだ軽い魂は明るく美しい
高い霊界へ昇れます。
修行を積まない重い魂は暗くて汚い低い霊界です。

7-5 「死後の世界」
死後の一大事を忘れるな、人間は死後の世界が
必ずあるのです。
死後の世界があることを理解して毎日を心して
生きなければいけません。
死んだら終りとばかり好き放題、人に迷惑かけ放題、
生きると、死後に大変後悔することになるだろう、
苦しむことになるのだろう。
死ぬということは、自分の肉体だけが滅びることであり
肉体の中に宿っていた自分の魂は
肉体の外に抜け出て生き続けるのです。
魂となった時、行く先が高くて明るく、
美しい世界に行けるか低い、暗い世界で、
もがき苦しむかは人間として生きていた一生の
生き様で決まります。
死んで初めて死後の世界があることを知って、
大いに後悔するだろう。
生→死→生を繰り返す輪廻は宇宙の自然の法則です。

7-6 「自然な死(寿命)」
自然な死(寿命)は恐れなくてもよい。
自然な死(寿命)は怖がらなくてもよい。
死は、生きるもの全て平等に訪れます。
人間の一生は修行なのです。
死は人間としての(修行の終り)なのです。
肉親との惜別は悲しいけれども、死は一生の
修行を終えた人生の卒業式なのです。
死んだ父、母、妻、夫、友人に感謝と尊敬の
念で最後はご苦労様とねぎらいの言葉をかけよう
死は、魂が地上で人間としての修行を終えて、
霊界へ戻る旅立ちです。

7-7 「自殺について」
人間は神の力でこの世に生を受け、
修行をする目的で生まれて来るのです。
途中で修行をやめて放り出して自分の意思で
自分の生命を絶つ自殺は、罪です。
神に罰せられます。物体である身体の生命を
絶っても身体の中に宿る自分の魂は身体より
抜け出て霊界で生き続けるのです。
自殺をすると、苦しまなければなりません。
後悔しなければなりません。
どんなに苦しくとも
どんなに不運にあっても
どんなに障害や病気で苦しんでも
どんなに悲しくとも
どんなに生きる希望を失っても
それらを乗り越える為に克服する為に人間は
生まれて来たのです。
これらを自分の試練と思い、歯を食いしばって
耐えて忍んで乗り越えよう、克服しよう。
そして、周囲をもっとしっかり見渡そう。
自分よりもっともっと困難な目に合っている人は
いっぱい居るのです。
必死に乗り越えようと努力している人は
世の中には、いっぱい居るのです。
困難に立ち向かい、困難を乗り越えてこそ
先で光が見えて来るのです。
先で喜びが生まれるのです。
先で生きがいが生まれるのです。
先で自分がより成長するのです。
先で道が開けるのです。
決して生きる希望を失ってはいけません。
生きる灯りはともし続けなければいけません。
どんなに困難でも苦しくとも
生き続けなければいけません。

7-8 「自殺について」
神の思し召しによりて、此の世に生を
受けた人間は、何人も、命を大切にし、
寿命を全うせねばなりません。
故に、自分の意思において、命を粗末にし、
寿命を短くするのは罪なり。
ましてや、自分の意思で命を絶つ(自殺)は大罪なり。
人間の一生は修行です。たとえ苦労や
困難があろうとも回避せずに これを
乗り越え、家庭や社会に大いに役立つ
人間にならねばなりません。
苦労や困難を克服してこそ人間は
自分の品性や人格を高めることが
出来るのです。
悲しいこと、困難なこと、苦労なことがあろうとも、
決して自殺をせず、乗り越えよう、
希望の灯りをともし続けよう。

7-9 「大切な人を亡くしたとき」
ある日突然に大切な人を亡くしたときは、
心に大きな穴がポッカリとあき
大きな悲しみが訪れる。
何とも言えない、何とも表現出来ない
空虚な気分になる。
大変さみしく悲しい気分になる。
さみしさ悲しさに充分ひたった後は
良き思い出として心の中にしまおう。
さみしさ悲しさは時が必ず解決してくれる。
故人は天から暖かく見守ってくれている。
勇気を出してさみしさと悲しさから抜け出よう。
強く生きよう。心強く生きることが
これは残された者のつとめである

7-10 「死について」

人間は生まれたから死ぬのです。
病気・ケガになったから死ぬのではありません。
病気・ケガと寿命は違います。
死は、全ての人に平等にやってきます。
普段は、あまり死ぬ事は考えないことです。
その時が来れば人は必ず死ぬのです。
老いて痛い身体になり、死にたいと思っても、
そうは簡単に死ぬるものではありません。
医者にも家族の者にも世話にならず突然
すっと消えるように簡単に死ぬ人もありますが
大勢の人は、医者と家族の者に世話になり、
徐々に徐々にろうそくの火がうすれて行くがごとく
消えて死ぬのです。
死は、人間としての肉体が滅びる事です。
死は、人間としての肉体の終りです。
死ねば、肉体(身体)の中に宿っていた
自分の魂は肉体(身体)より抜け出て霊界で
生き続けるのです。
死は人間としての修行の終りなのです。
死後、人間の魂となって霊界で生き続けられるのです。
寿命が来た自然死は決して恐れなくともよろしい。
しかし、自殺は大きな罪です。してはいけません。
自殺をすれば魂となっても霊界で苦しむ事になります。

7−11「あらゆる生命体である物体は、生き死にを、無限にくり返します。」

人間は、物体である肉体(身体)だけで、
生きて動いているのではありません。
人間の目には見えませんが、人間としての
生命(魂)が物体である肉体(身体)の中に
入り込んでいるから、人間は、動き、
生きていられるのです。
心臓が止まり、寿命が来て、肉体が滅んだら
生命(魂)は肉体より離れ、霊界に戻ります。
このことを、人間の死と言います。
そして又、この世に他の人間として生まれ変わります。
このことを人間の生と言います。
地球上で生きている全ての物体、人間、木、草、
その他、全ての動物、植物細菌にいたるまで

宇宙で生きている全ての物体
太陽、月、地球、星
これら、全てが動く生命体である物体です。
そして、その全てがバランスよく保たれています。
又、これらの生命体は、全てが、生まれ、成長し、
膨張しいつかは先で死ぬのです。
7-12 「生と死について」

人間は、この世に生まれたから死ぬのです。
病気になったから、死ぬのではありません。
又、ケガ、事故にあったから死ぬのでもありません。
なぜならば、大病しても、大ケガをしても、
寿命のある人は助かるのです、寿命のある人は
生き続けられるのです。
病気・ケガで死ぬ人は、その人は、そこで
寿命が来ていた為なのです。
この世に生まれたならば、先で必ず死が
やって来ます。死は恐れなくてもよろしい。
生まれ落ちる、この世(現世)があるのですから、
死ねば帰るあの世(霊界)がまちがいなく
存在するからです。

<生と死>、<男と女>、<+(プラス)と−(マイナス)>
<陽と陰>、<上と下>、<表と裏>
<天と地>、<この世とあの世>

これらは、それぞれ異なっていますが、
いずれも(双方で一体)をなしています。
これらは、まちがいなく存在するものです。
「この世(現世)での人間の生き方、生きる目的」
1.人格を高める事。
1.毎日反省をくり返して、心(魂)を美しく磨く事。
1.社会に奉仕をして、社会に大いに貢献する事。
1.人生を体験して、生きる目的を悟る事。
1.先祖、父母、衆生(しゅじょう)の恩に感謝をして、
  これに報いる事。
1.神仏を信じ敬い、神仏の恩に感謝をする事。
  神仏の意(み心・教え)にそった生き方をする事。
「あの世(霊界)での人間の行き方、生きる目的」
1.霊格を高める事。
1.霊光の輝きを増す事。
人間は、死ねば、肉体は滅びて無くなるが、
霊となって霊界に帰り、多勢の人間の霊の中で
もまれ、修行をするのです。
「人間はなぜ生と死の輪廻をくり返すのか」
輪廻は霊が<進化>する為です。
   〃    <進歩>する為です。
   〃   <向上>する為です。
人間に限らず、森羅万象(しんらばんしょう)、全ての
動物、植物、細菌に至るまで、太陽も
地球も、月も、星も、この宇宙に存在する
全ての物体には、生と死があります。
広大な宇宙そのものも、生きていて、現在も
より広く大きく膨張しています。

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