8-1 「子育て」
子供を持つという事は
子供を育てるという事は
     ↓
生命(いのち)を生み生命(いのち)を育てるという事です。
     ↓
先祖より受け継いだ家系を先へつなぐ事です。
     ↓
わが子を通して人間社会へ貢献する事です。

8-2 「子供にとって理想な親とは」
親は子供にとって愛情のある、
オアシスでなければならない
愛情もない砂漠では子は育たない。

8-3 「子育てのポイント」

わが子の能力と個性を早く見抜いて伸ばせてやり
子に能力以上の期待をしない事

親があせらない事
情緒豊かにのびのびと育てる事
社会に充分通用するルールマナーを
身につけさせること
子供は大人の行動を敏感に感じ取っています。
子供の未完成な時期に親が子の
手本になるような、言動・行動・生き方をする事
夫婦仲良く明るく、暖かい家庭を築くこと
親が正しい道、誠の道を一生懸命歩んで
親の生き様を子に見せる事。
子にはお金より降るほどの愛情をささげる事
子にはぜいたくをさせない事
親の目線ではなく、子の目線に合わせて接すること
努力・辛抱・我慢・感謝の心を持てるように育てる事
わが子を絶対に信じる事
わが子を心から愛すること
子を一人の人間として大いに認め、尊重する事
子供のしつけには、親の良い手本と大変な
忍耐と気の長さが必要です

8-4 「子育てが困難な子供を持った親の接し方」

この子は他人の子供ではない。
我が子である。
自分たち夫婦に授かった子供である。
子を信じる。子が先で必ず立ち直れることを信じる。
長い目で見る。長い目で接する。
子にも必ず良心が残っている。
このままではいけないと思って子は苦しんでいる。
親は子を愛する。
親は子を思いやる。
親は子を理解する。
親は今までの子への接し方を反省する。
子が心を開くように
接し方を親が変える。
親はせまい小さな心で接しず
広くて大きな暖かい心で子に接する。
我が子を受け入れる事が出来る親になろう。
親が変われば子も変わる、親自身の成長と親の
長い間の辛抱が大切です。
我が子を信じて、暖かい心で見守ろう。


8-5 「子供は国の将来を担う国の宝である。
    子供への親の接し方、 学校の先生の接し方、
    地域の人・社会の人の接し方」

子供は育つ環境により変化する。
家庭の環境
友達の環境
学校の環境
地域の環境
社会の環境

「家庭の環境」
子供にとって一番大切な
環境は家庭の環境である。
両親の接し方が最も子供に影響を与える。
子供は一人一人能力が異なる。
勉強が出来る子供は、どんどん伸ばしてやる。
勉強がきらいな子供は
勉強の事をやかましく言わずに、
伸び伸びと育てる。
勉強が出来なくても何かその子供に
適した能力・個性を持ち合わせている。
その能力や個性を伸ばしてやる。
子育ては勉強だけではない。
社会常識・マナー・道徳・品性を備えた
人間に育てる人間教育が最も重要である。
親は子に良い模範を示さなければいけません。
夫婦円満・嫁姑円満・親子円満・家族間の
人間関係を良くする。
親が正しい道を歩み、一生懸命生きる姿を
子に見せる。

「学校の環境」
先生の子供への接し方は
子供の成長に与える影響は大である。

@

子供に尊敬される先生になれる様に
先生自身が努力をすること

A

勉強を教える事は勿論大切であるが同様に子供が
立派な大人になれる様に
社会常識・マナー・道徳・品性をそなえた人間に
育つように教える(人間教育)が最も大切である。

「学校崩壊・不登校児が増えているがその対策は」

@

勉強の流れについて行けない子供に対しては
親切で手厚くわかりやすく時間をかけて教育をする。
先生の毎日忙しい日常業務を簡素化する。
人員を増やす。そして先生の子供にかける時間を
増やす。勉強の理解度が早い子、遅い子、
能力別の教育が必要です。

A

暴力・いじめに目を光らす。先生が集団となり
団結して取り組むこと
警察・PTA・父兄と連携を密にして取り組むこと。

暴力、いじめはいつの世にもあること。
悪い芽は小さい時、早い時期に刈り取ること。
放置すれば、する側・される側双方共
深刻な状態になる。この問題は、子供に接する
大人達の責任である。

「国家の使命」
子供は国の将来を担う国の宝である。
子供への真の人間教育をするのに予算を多く
つぎ込むのは国家の使命である。

「地域の環境」
子供に身近に接する地域の
大人達は子供の行動に注意をすること。
悪い事をしている時には、他人の子供であっても、
積極的に注意をすること、教えること。

「社会の環境」
子供の成長に悪影響を及ぼす、
悪い環境を出来るだけ減らすこと。
犯罪・麻薬・汚職・不倫・女性の裸・利己主義・
欲望主義。マスコミの報道・悪い事ばかり
大きく取り上げる報道は問題である。
明るい良いニュースと暗い悪いニュースを
半々に取り上げて欲しい。

「悪い事良くない事をする子供への対処は」
その子供の全体が悪くはないはずだ
良い面がいっぱいあるはずである。
良心は必ず残っている。
その子供の心を開かすように大人の努力が必要です。
その子供を尊重する。
その子供に愛情をかける。
その子供の心の奥にある何かを(原因を)確かめる。
その子供に話しかける。
その子供の話を聞いてあげる。
その子供の心を開かす様に大人が
努力をすることである。
このような子供は案外孤独である。
さびしがり屋である。
常に自分に注目して欲しいタイプで
目立ちがり屋でもある。
愛情に飢えている。育つ環境も悪い。
真剣に自分の事を心配してくれて、
面倒を見てくれて、愛情をかけてくれて
注意してくれて指導してくれる大人が
身近に居ないものだ。
この事に大人達が気づかず放置すれば、
ますます悪い方へエスカレートする。


8-6 「学校の勉強は大切か?」

学校で勉強した知識は社会では、
あまり役立たないからと勉強しない子がいるのは
大きな間違いである。
社会人になれば必ず後悔をする事になる。
学校に行く事は勉強をして知識を身につける
事だけではない。学校での人間関係を良くする訓練
集団生活をして行く上で大切なルール・マナーを
覚える訓練、頭の回転を良くする訓練
困難に立ち向う訓練。努力を続けるという
訓練をしているのだ。
この努力の姿勢こそが社会人になれば
大いに役立つのだ。
学生時代から困難を回避せずに困難に
立ち向う努力と姿勢をしっかり身につけよう。
この姿勢こそが将来の自分の目標・夢を
実現するのに必要なのだ。
自分の道を開けるのに必要なのだ。


8-7 「勉強は自分でするものだ。親から言われて
   するものではない。」

小学校の間は親から言われれば、
素直に勉強するものだ。
中学校以上になれば親から
言われて勉強するものではない。
自分で自覚して勉強に立ち向かっていくものだ。
この姿勢が出来るかどうかが大切なのだ。
親は子を見れば勉強勉強と口やかましく言うと
今以上に勉強しなくなる。
親子の関係が一層悪くなる。
学校へ行くことの大切さを子供に教え
我が子を信じ、子供の自覚をじっと待つのだ。
どの子供にも持って生まれた能力の差がある。
個性も違う。価値観も異なる。
自覚が出来るのに早い遅いの個人差がある。
この事を親は忘れてはなるまい。
大切なのは、親があせらない事
我が子を信じること
我が子を見守ること
我が子を誰よりも愛することである。


8-8 「子育てで注意したいこと」

親の理想を子に押しつけない。
こうしなさい、ああしなさいと親の制限を
子に与えない。
子を責めない、子を自由に伸び伸びと育てること。
親の役目はアドバイスで良い。
親が中心ではない、子が中心である。
子は一人一人成長も異なる。能力も異なる。
考え方も異なる。価値観も異なる。
子の能力に合わせた育て方
子にあった育て方をする
子から発せられる色々な親への
サインを見逃さないこと。
子を持ち
子を育てることにより
親が子育てから色々学んで
親自身が成長しなければいけません。
どの子でも時と形を違えて、色々と親に
面倒と心配をかけるものだ。
子に限らず人間は皆色々と寄り道を
しながらも前へ進んでゆくものだ。
親が変われば子も変わる。
子を嘆いてはいけない。
子のせいにしてはいけない。
子を責めてはいけない。子に接し子を育てる
親が良き方に変れば子も又良き方に変る。


8-9 「親ばなれ、子ばなれ」

子は小さい時は、かわいいものだ。
親の言うことも良く聞く。
子は大きくなると親から離れようとする。
これは、子が大きく成長した証(あかし)である。
親としては、喜ばしいことだ。
子が大きく成長したら、
親も子から離れようと努力をしなければいけない。
いつまでも、子にべったりでは子にとって親は、
うっとおしい存在になるからだ。
子はいくつになっても、親から見たら子は子で、
行く末が不安であり、心配であるが
子への干渉は出来る限り少なくしよう。
子が親を必要として近づいて来た時に、
親は一生懸命に対処し、接すれば良い。
この事に心がければ親子関係はもっと良くなる。
子の成長と共に、親も大きく成長しよう。
親は子以外にも生きがいや、
働きがいを見つけよう。


8-10 「子供を社会に通用する人間に育てるには」

子供を育てるのに親は子に
お金をかけるだけでは子は社会に通用する
人間にはなれません。
子には大きな愛情をかけること。
子育てには手間をかけること。
子育てを通じて親自身が大きな
人間に成長すること。
親が子の手本となれるよう真直ぐ生きて
模範を示すこと。
夫婦仲良くして円満で暖かい明るい家庭を築くこと。
子育ては子の育つ環境こそがとても大切なのです。
子供が育つ環境を良くして親が子の手本となり、
子に手間と愛情をかけるのです。
適度なお金も必要ですがお金のかけすぎは
いけません。
子に我慢をする事も教えましょう。
親が気分を表面に出して
高圧的・感情的に子に接してはいけません。
世話のやきすぎも良くはありません。
親の考え方を子に押し付けるのも良くありません。
子を一人の人間として尊重して接しましょう。
事の善悪と社会のルール・マナーを
しっかり教えましょう。


8-11「男女の、セックスと子について」

子は男と女の結合で生まれる。
子の成長には男である父親と女である
母親の両親の深い愛情が必要です。
どちらかの親が死別した場合には、
子は親を理解出来るし、その後育ててくれた方の
親に感謝もします。しかし両親の都合で
離婚した場合には、子は親の都合を
理解出来ません。
子はとてもさびしい思いをして育ちます。
子を第一とした考えではなくて親自身を
第一とした考えには到底子は理解出来ません。
むしろ親の未熟さに子は落胆をします。
子の健全な成長には、円満な両親と温かく
明るい家庭が必要です。
男女のセックスは一時の感情や、浅い愛情や、
ましてや衝動的な遊びで
セックスをしてはなりません。
男女のセックスは先で重い責任を伴う事を
充分自覚した上でしなければいけません。


8-12 「子供が反抗する時、登校拒否をする時」

親の目線の高さで
子供を見ない事、親の目線を子供の
目線に下げて見る事、考える事。
子供が大変苦しんでいるのだから
悩んでいるのだから
親も一緒になって子供と一体になろう。
決して親が高圧的に攻めない事、
親があせらない事。親が動揺しない事。
自分の子供を絶対に信じる事。6ヶ月、
1年ぐらい遅れても長い子供の人生の間では
少しの期間である。浪人をしていると考えれば良い。
少し休けいをしていると考えれば良い。
子供を絶対に信じてやさしく接しよう。
親の我慢強い辛抱と努力と子供への愛情と理解が
あれば子供は必ず立ち直ります。
どこの子供でも一人前になる迄には一度や二度は
必ず親に真剣に心配をかけるものだ。
子供は親を真剣に悩ます事が時と年齢と
形を変えて必ずあるものだ。
親に反抗する。親に心配をかける。親を悩ます。
これらは全て、子供が親から離れ、
自立しようとする、一人前になろうとする、
成長のあかしである。子供が大きくなっても、
いつまでも小さい子供の時のように
親の言う通りに子供が動けばそれこそが
心配なのだ。
要は子供に接する親こそが
もっと成長しなければいけないのです。
今までの接し方を反省しよう。
夫婦仲良く、年寄りを大切にして家庭は明るく
暖かく大人が誠の道・正しい道を歩んで
子供を愛し、子供を理解し尊重し信用して
一生懸命接してゆけば、子供は必ず
真直ぐ立派に育ちます。


8-13 「子に対する心配や悩みは親が
     生きている間続くものである」
@

子供が生まれる時、五体満足に
生まれてくれるだろうか

A
幼稚園の時、よその子供について行けるだろうか
B
小学校の時、勉強がよその子供に
ついて行けるだろうか
C
中学校の時、勉強の事・進学の事・いじめの事
D
高校の時勉強の事・進路・進学の事の悩み
E
就職する時、仕事について行けるだろうか
F
結婚する時、離婚せずに
うまくやっていってくれるだろうか
G
孫が生まれる時・・・
H
孫の学校・勉強・しつけ・結婚

親は生きている間子や孫に対する心配や
悩みは続きます。

8-14 「子供と現代の矛盾した社会」

汚職・犯罪・不倫・離婚・女性の裸・悪い事の多い
矛盾した現代の社会
勉強が早く進みすぎる学校、友情の薄れた
友達関係
仕事、家事に忙しすぎる両親
愛情の貧しい親と夫婦関係の悪化
どれをとっても子供の周りの環境は矛盾だ
らけである。
ストレスがいっぱい溜まり
ストレスに打ち勝てない子供ははみ出す。
自暴自棄になる。暴力に走る。欲望に走る。
自分で自分をコントロール出来なくなり犯罪を犯す。
ストレスに打ち勝てる強い心の持ち主の子供もいれば、ストレスに打ち勝てない弱い心の持ち主の
子供も世の中にはいっぱいいます。
いずれの子供も必死で現代のストレス社会に
耐えている。
親・教師・社会の大人がこの辺を良く理解し判断して、
家庭、学校、社会の環境をもっと
明るく暖かく良く改善しよう。
子供には降るほどの愛情をかけよう。
子供の背の高さに大人が合わせて接しよう。
心の悩みを聞いてあげよう。
心をささえてあげよう。
努力をしないのを非難するのではなくて
心の弱さを非難するのではなくて
「身体の障害者」を暖かく理解し愛情を
持って支え助ける様に「心の弱者」にも
暖かく理解し、愛情を持って支え助けよう。
親が変れば子供は変る。
教師が変れば子供は変る。
学校が変れば子供は変る。
社会が変れば子供は変る。
悪いのは子供だけではありません。
社会道徳は小学校から教えよう。




















BACK